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こんにちは。
ベイトタックル大好き、ダース・ベイターこと
イシグロ鳴海店スタッフの浅井です。
気になってたけど、結局始められなかった!
始めたものの、装備を詳しく知りたい!
...という方々に向けて
渓流ルアー釣りのHow toブログを
昨年から勝手に連載させて頂いてます。
いよいよ河川によっては解禁しました!
準備の程は如何でしょうか!?
第1回 スピニングリールの選び方
第2回 スピニングロッドの選び方
第3回 ベイトリールの選び方
第4回 ベイトロッドの選び方
第5回 ルアーの選び方
第6回 服装の選び方
第7回 ゲーター装備の選び方
第8回 安全装備の用意
良かったら第1~8回も
チェックしてみて下さい。
今回は...
ポイントの選び方と
渓流釣りのマナーについてです!
1~8回迄で、ある程度道具は揃ったかと。
いよいよ実戦へ向けて
釣場を選定しましょう!
そもそも何処の川で釣れるの?
釣りしても良いの?ってなりますよね。
先ずはコレです!
つり人社が発行している
渓流釣り場ガイドブックです。
取敢えずこの本で紹介されている
川から始めてみて下さい。
「ガイドブックに載ってるポイントなんて
人が多くて釣れないんじゃない!?」
なんて思う方もいるかもしれませんが
各漁協組合さんの努力により
どの川も素晴らしく楽しめます。
「オレは人の手が入ってない大自然で
天然物だけを釣りたいんじゃぁ~!」
という方、お気持ちは分かります。
が、逸る気持ちを抑えて
1シーズン、この本を基礎に
経験値を高めて下さい。
源流域のネイティブ攻略は
様々な危険が付き纏います。
行ってみたい川が定まったら...
(画像は長良川を管理する郡上組合の物)
その川の管理漁協組合のHPで
釣場案内図をチェックしましょう!
遊漁券を購入したからと言って
川の何処でも釣りができるわけではありません。
鮎の友釣り優先区画や
環境保全の為、一部の支流は
禁漁になっている事もあるので
釣りができるポイントを確認し
入念に計画を立てましょう!
そして、遊魚券の準備ですが...
コチラがおすすめです!
自宅にプリンタが有れば自宅で完結!
プリンタが無くても近所のコンビニで
簡単に遊漁券が印刷できます!
現地河川近隣のコンビニでも
販売されてますが、数が少なく
売切れ、なんて事も多々あります...。
漁協組合員の個人宅で購入。
もできますが、一番ハードルが高いかと。
現場監視員の方から直接買う事も
できますが、当然割高になります。
購入した遊漁券は監視員の方が
確認し易い所に取り付けましょう!
※漁協組合が管理している河川で
遊漁券を購入せずに釣りをするのは
密漁行為となります。
絶対にやめて下さい。
行く川が確定したら
より具体的にポイントを絞り込みます。
(画像リンク先下部からダウンロードできます)
多分、渓流マンのほとんどが
使っているであろう傑作アプリ
ジオグラフィカを活用します。
キャッシュ型オフラインGPSアプリで
解り易く言うと...
一度表示した地図なら
電波の届かない山奥でも
いつでも表示できる!という
非常に頼もしいアプリです。
(スマホのバッテリーは勿論必要です)
地図を基に、入渓点・退渓点を仮定します。
入・退渓点の目安は橋です。
橋の近辺は出入りがし易い
ポイントになっている事が多いです。
また、橋の上から川の様子を
観察する事もできるのもGOODです。
橋から始めて次の橋まで(距離にもよるけど)を
目安として仮定しておきます。
次に注目したいのが
入・退渓点と車道・歩道までの距離。
で、地図記号で覚えておきたいのは
一般的な車道です。
アクセスが良いのは有難いですが
人が出入りし易いので
魚がスレている事も。
車同士がギリギリすれ違えるか
軽自動車一台分の道幅です。
未舗装路の場合も多いです。
車両は通行できない細い道。
言ってしまえば獣道程度です。
これらの道がポイントから
どの程度の距離にあるか?で
安心度が大きく変わってきます。
当然、川と道が離れている程
自然度が高く、有望ポイントですが
道の険しさや前回述べた猛獣との
遭遇リスクが高まります。
なので、最初の内は川沿いに道が
連なるポイントから始めましょう!
できれば軽車道、最低でも徒歩道が
川と30m離れていない位がオススメです。
ちょっとオマケで...
砂防堰堤です。
人工物ですが滝つぼ(?)下は
深く掘れている事から
魚が溜まり易く、好ポイントとなります。
わざわざ探すよりも
途中に有ったらラッキーぐらいの感覚で。
あとは等高線がなるべく緩やかで
ゴルジュ帯が無いトコ...。
と、見ていきたいですが
余り選り好みし過ぎると
なかなか決まらないので
後は実際に行ってみてから!です。
ココで大事なポイントを一つ!
当日釣行する予定ポイントは
最低2つ、できれば3つ仮定しておく事!
理由はシンプル。
先行者がいる可能性があるからです。
文字ばかりで退屈かもしれませんが
大事な部分なので
是非、全て読んで頂きたいです。
ここからはマナーの話になりますが
渓流釣りのマナー・暗黙の了解として
先行者優先というものがあります。
①先行者を追い越さない。
釣り上がった先に先行者がいて
自分の方がペースが早いからといって
先行者を追い越して、そのまま上流へ
遡行していくのはマナー違反となります。
※どうしても他のポイントに行く宛が無い時は
先行者の方に相談し、どれ位距離を空けた
先なら入っても良いかを伺う。
②先行者がいたら充分な距離を取る。
自分が入ろうとしていたポイントに
着いたら、既に先行者らしき車があった。
しかし、先行者の姿は見えない...。
一番、良くあるパターンです。
先行者の方が、車の地点からどれ位
釣り上がっていて、またどこまで釣り上がるか
確認が取れない。対応としては3種。
A:車の位置を先行者の入渓点と仮定し
そこから1~2km下流に入る
B:諸説ありますが最低1km
できれば2km以上先の上流に入る
C:諦めて別の川・支流に行く
...でしょうか。
先行者に見える地点までやる。というのも
ありますが、先行者からしたら
下流から上がってくる人が見えると
プレッシャーに感じる方もいます。
そもそも先行者が攻めた後は
魚の警戒心が高く、簡単には釣れません。
といった感じに、自分の計画通りに
ポイントに入れて釣りができるかは
行ってみないと判らないので
不測の事態に対処できるように
ポイントは2.3ヶ所用意しておきましょう。
③自分が先行者だからといって
釣り下るのもマナー違反です。
渓流釣りは基本的に
釣り上がりの一方通行です。
下流からの後続者のポイントを
荒らす事になります。
そもそも論として渓魚は流れに対し
頭を上流に向けているので
上流側から攻めれば人影に気づき
警戒されて釣れ難いです。
※予定していた退渓点が思ったより険しく
下るしかない場合は、極力川から離れて
後続者への影響を配慮しましょう。
釣りに夢中になり過ぎず
時々周りを見渡して
入・退渓に良さそうな場所は
常に目星を付けておいて
余裕があればジオグラフィカに
マーキングしておくと引出しが増えます。
あくまでもマナーなので
これらを破ったから法律で罰せられる
というわけではありませんが
皆が平等に釣りを楽しむ為にも
遵守して頂ければ、と思います。
渓流釣りに限らず
釣り場は皆のものです。
皆が気持ち良く釣りができる様に
日々、行動を心掛けましょう!
次回は箸休め回として
自分の釣行時のベストのポケットと
バックパックの中身を紹介
しようかな、と。
期待せずにお待ち下さい。
ご愛読有難うございました!
Have a Nice Fishing!