2016年5月11日に鮎釣り解禁となりました愛知県矢作川。
解禁日当日は前日の大雨の影響もあり釣りとならず、13日にして濁り・水量も落ち着き始め竿出しが可能な状況、当日は天候も良く絶好の釣り日和となりました13日に鮎釣り解禁へと矢作川へ釣行しました。
解禁日から本日まで本格的に竿出しは難しく、この日が本当の鮎釣り解禁日かと思わすように薄暗い時間帯から竿を出されている方は多く、現役最強のトーナメンターと呼ばれる方の姿も。解禁初期のメインとなる小渡やな付近では両岸から竿が出ており大賑わい、日が射し始め暖かくなり始めたところで自分は少し上流のトロ場からスタートしました。
約半年ぶりの鮎友釣りとなり、おとりへの鼻カン通し、逆さバリを打つ感覚はとても新鮮で、ついにこのシーズンが来たかと思わせるほどのワクワクした瞬間でした。鮎釣り開始時間にはまだ若干の濁りは残っていたものの、目を凝らすと垢を食んでいる鮎の姿は多く見え、約5~11cmほどのサイズの鮎が泳いでいました。
始めの仕掛けにはフロロ0.175号を使用し足元から泳がせていくと、少し水面に顔を出している石の裏で目印に鮎釣り独特の動きが。
解禁でも、盛期でも初めの1匹は緊張するもので慎重に引き抜いた今シーズン初鮎は7cm程のキレイな鮎でした。
小型ではありましたがオトリに替えて再度足元から離すと、ゆっくり泳いでいった後に目印を飛ばすような動きと同時に手元へも鮎が掛かったアタリが。
鮎釣りはこの目印の動きと、手元へとくるダイレクトなアタリがたまらなく、鮎釣りの魅力でも。
午後からは場所移動をして少し瀬のある場所へ、流れのある場所では型の良い鮎の姿も見られ、鮎の強い引きも楽しむこともできました。
これから天候の良い日が続き、新垢が付き縄張りを持つような鮎がさらに増え始めれば今後も楽しむことができそうです。
矢作川では今年の鮎の遡上量が昨年約6倍となっており、今後も期待が出来そうであり上流から下流まで様々なポイントで楽しめる河川ともなっていますのでぜひ足を運んでみてください。
静岡県内でも徐々に鮎釣り解禁となり鮎釣りシーズンが始まります。ぜひ今年の鮎釣りシーズンを楽しんでください。
イシグロ浜松高林店 スタッフ 鈴木(記)
【 最終釣果 】 鮎 33匹 5~11cm
【 使用タックル 】
竿 : シマノ香鱗80-85
仕掛け : フロロ0.175 複合メタル0.06
鈎 : 楔6.5号 一角6.5号 スティング6.5号 (全て4本イカリ)
ハリス : フロロ1.2号