サーフルアーフィッシングは、広い大海原に向かってルアーをフルキャストする爽快感があり、また 身近な海岸で高級魚が釣れるということで人気のある釣りです。エサとなるベイトフィッシュの回遊シーズンになるとサーフエリアではヒラメやマゴチを中心としたフラットフィッシュが狙えるようになります。サーフでは砂地だけでなく消波ブロック周辺や沈み根も好ポイントになります。もちろんフラットフィッシュだけでなく時期になると青物やシーバスのチャンスもあります。
シーバスは通年、ヒラメは4~1月、マゴチは4~10月が好期。
食べ方は、シーバスもヒラメもマゴチもやはりお刺身が一番。ムニエルなどでも美味しく頂けます。
早朝や夕方の時間帯が釣れやすい傾向があります。サーフでの釣りは、一見すると変化が乏しくどこを釣ればいいのかわかりにくいですが、海岸線の変化や波の立ち方で水中の形状を想像できます。水中の地形の変化の激しい場所や、岸から沖に向かって流れる「離岸流」を探して攻めるといいでしょう。基本はルアーを投げてゆっくりと巻くだけ。反応がなければゆっくり巻くだけでなく、途中で止めたり、再び巻いたり変化を加えます。また、竿先を上に向けたり、下げたりしてもルアーに変化がついて魚を誘います。
波打ち際から深くなる海岸線。赤い線の辺りからブレイク(かけあがり)になっています。
こういった場所は、この手前のポイントを丁寧に狙って行くと良いです。
沖で波が立つ場所は浅くなっています。
波が立つ場所と波が立つ場所の間が背と背の間の深みとなり狙い目です。
水面がザワザワし沖に向かって伸びています。
波の後んお白い泡が沖に伸びていったり、ゴミが沖に流れている所も離岸流が発生している場所です。
かなり強い流れが発生する為、流された小魚を捕食する為にヒラメ・マゴチもいる可能性が高いポイントです!
分かり難い場合は、フローティングミノーを使い引き抵抗が大きくなります。
更に詳しくは 愛知ソルトショアフィッシングマイスター<鈴木陸>ブログ をご参考にして下さい。
愛知のソルトルアースペシャリスト!鈴木陸イシグロフィッシングマイスターのブログはこちら!
ルアーのカラーは水がクリアな時はイワシなどの魚系。濁りがある時は赤金・ピンクなどの派手なカラーが良いとされます。ルアーのタイプは12cm前後のミノー、シンキングペンシル、メタルバイブ等を状況によって使い分けます。※ワームやメタルジグも持って行くと良いでしょう。
潜行深度が水面から50cm~1.5m前後の物がベスト!
アピール力が抜群なので、朝マズメの高活性時には特にオススメです。
投げて巻くだけでブリブリ泳ぎます。飛距離が出にくいのがデメリットです。
とにかくよく飛ぶ!ミノーと比べたら動きはおとなしくアピールは控え目です。
巻くスピードによって、水面直下~ボトム(底)まで探ることができるのでどんな状況でも幅広く対応できるルアーです。
巻いているときの抵抗が無いので、慣れないうちは「何をやっているのか分からない…ルアー動いてる?」となってしまうかもしれませんが、使いこなせるようになるとかなり武器になります。結構ゆっくり巻いてもルアーは動きます。
サーフで使うなら30~40gのものがベスト!!
ルアーの後端と、真ん中に針が付いているのものがヒラメにオススメです。
ヒラメ専用メタルジグは、竿でアクションをしなくてもゆっくり巻くだけでブリブリ泳いでくれます!(画像の上2つ)
ショアジギング用メタルジグは、ただ巻きでもOKですが、竿でアクションを加えるとより効果的♪(画像の一番下)
基本的には、ボトム(底)付近をゆっくり引いてきます。
今回紹介したルアーの中で最も食わせる能力が高いのがこの「ワーム」です。
とにかく魚を釣りたいならひたすらワームを投げ続けてください。ルアーの重さは、18~27gがメインです。
基本的にはボトム(底)付近をゆっくり引いてきます。
初心者の方に必ず持っていってほしいのは「メタルジグ」と「ワーム」
この2つのジャンルのルアーは必須です。
あとは竿とリールとラインを用意すればOK!
初心者入門セットはイシグロ各店舗に品揃え中!詳しくは店舗スタッフまでお気軽にお尋ね下さい。
ヒラメ・シーバスロッド10フィート前後40g前後のキャスティングウェイトモデル
3000~4000番スピニングリールハイギアモデルがおすすめ
初心者にはロッドとリールのセットがオススメです。
PEライン1号+ショックリーダー20LB
オススメのショックリーダー:Tsulino楽々ショックリーダー5号 予備の用意も忘れずに。
プライヤー類・ウェーダー・ゲームベスト・ショートレインジャケット・帽子・ヘッドライトなど
サーフにいる間の魚の保管用に便利な Tsulinoランガンサーフクーラー があると便利です。
ループtoループ(8の字結び2つをつなぐ方法)での接続方法です。
※この動画の後半5:33にて実演しています!
(1)リーダーとPEラインそれぞれ8の字結びをします。
(2)PEラインの輪の中に、リーダーの輪を通します。
(3)リーダーの輪の中に、リーダーの端を通せば接続完了。
★Tsulino楽々ショックリーダー5号を使用すれば、リーダー側はすでに8の字結びができているのでPEラインに8の字結びを作って接続するだけでOK!
おぼえやすい!イシグロ式PEラインとショックリーダーの接続方法を動画でチェック!!
これからサーフウェーディングデビューする人、デビューして間もない人必見の安全な装備、釣行の注意点などの解説です。
正面装備
背面装備
帽子・偏光レンズ・ウェーディング用ベスト(正面と背面に収納ポケット等が多く装備された丈の短い専用のライフベスト)・ウェーダーが基本の装備となります。
股ベルトをしっかり装着しましょう。
水没時の脱げ防止の為、股ベルトを体にフィットするよう調整し、しっかり装着して使用します。肩のベルトと脇のベルトも同じく体にフィットするよう調整し、装着しましょう。
※注意:画像のウェーディングベストは上位機種の為、股ベルト不要のタイプです。
【 正面 】
(1)防水ハンディーポーチ
一番濡らしたくない物で釣行中に取り出す事がある物 主に携帯電話を収納。
(2)上側ポケット
リーダー、ハサミ、スナップ類の収納。※ベストのポケットサイズに合わせたハサミを収納しましょう。
(3)プライヤー類
プライヤー類はベストの取りやすい場所に収納。※プライヤーは落下防止のコードを付けましょう。
(4)下側大型ポケット
ルアーケースを2個収納。※ここではあまり道具を詰め込みすぎず事前にに絞り込んで2ケース位になるようにしましょう。
【 背面 】
(5)背面装備
ランディングネットやフィッシュグリップを収納しましょう。
(6)背面ポケット
ここには釣行時に使用頻度が少ない物 自動車のカギやスケールを収納しましょう。
その他 転倒時、ウェーダー内へ海水が入り込んだ時に水を抜く為のナイフ装備もあると安心です。(釣った魚を締める用のナイフと兼用でOKです。)
ブーツ一体型は脱着が簡単です。比較的お求めやすい価格のものも揃っています。
ブーツ別型(ストッキングウェーダー+ウェーディングシューズ)は足首が固定されるので不安定な場所や長距離での移動でも疲れにくいです。
ウェーダーには腰まで覆うタイプのウェストハイウェーダーと、胸まで覆うタイプのチェストハイウェーダーの2タイプがありますが、波があるサーフウェーディングでは、チェストハイウェーダーを推奨します。
ウェーダーはあくまで「濡れずに水辺を移動するためのギア」であるのを念頭に入れておきましょう。入水時にはウェーダーの長さギリギリまで入る等、無理な使い方をしないのが安全です。
腰回りにベルトが付いているタイプは転倒時 浸水を軽減する効果もあります。
目を守る偏光レンズ、帽子も必需品です。
夏季は熱中症対策の飲み物を用意しましょう。
エイが生息するエリアでは足場確認の為の杖があると安心です。
ヘッドライトは長距離の移動時とルアー交換時に使用します。
ルアー交換時は水面を出来る限り照らさないように注意します。交換時は岸に向きましょう。
照射時間の確認(電池残量の注意)アルカリ単四3本で約50時間前後が目安。
ライフベストの後ろに装着し、常に点灯させておきます。これは他の釣行者が自分の存在に気づかずルアーを投げ込んでしまう事故を防止します。
< 離岸流とは? >
岸に打ち寄せた波が沖に戻ろうとする時に発生する強い流れを離岸流といいます。離岸流に流されると、いつの間にか沖まで流されてしまうことがあるので注意が必要です。
参照:第九管区海上保安本部 海洋情報部ホームページ「 離岸流とは? 」
< 離岸流が発生しやすい条件 >
・海岸が外洋に面しているところ
・遠浅で、海岸線が長いところ
・近くに人工構造物があるところ
緊急時の連絡に携帯電話は必須ですが、携帯電話が水に濡れて壊れてしまうと使い物になりません。防水ケースに入れて緊急時にも使用できるように装備しましょう。
イシグロ各店でもスマホ用防水ケース取扱いございます。
詳しくは海上保安庁の「 海の「もしも」は118番 」ページをご参照下さい。
※状況にもよります。釣りをする上で先行者が不快に思う距離感には入らないようにして下さい。
波足が長いときは特に注意 波打ち際を歩くときは必ず波を見ながら歩くか、波から離れて歩くこと。 歩行中、片足を上げたタイミングで不意に強い波がくると、足払いを食らって転倒します。
ウェーディングは膝下まで。 腿から上まで波が来る場所まではウェーディングしないこと。 寄せ波で吹っ飛ばされることがあります。また浜の傾斜が急角度の場所では引き波で足をすくわれます。
踏ん張っている足(両足)の周囲の砂が引き波で流されて、足元の地面が低くなるようなら 立ち位置を下げます。見た目で波気があるとき、波足が長いときは釣りをしない勇気が必要です。
サーフウェーディングには必要不可欠な情報!潮時(しおどき)についてイシグロフィッシングアドバイザーが解説します!
遠州サーフヒラメ釣行 with 堀田光哉氏・高木 孝氏 編
遠州サーフヒラメ釣行 with 堀田光哉氏・近藤清之氏・高橋慶朗氏・高木孝氏・佐々木仁司氏・橋本康宏氏・久保田洋幸氏・大石浩史氏・さとみんさん
イシグロちょっと指南動画 vol.004 サーフルアー
なお、小型のヒラメ、マゴチなどは 釣り資源保護の為に出来る限りのリリース ( 再放流 ) にご協力お願い致します。
釣りの仕掛けやタックルには地域差がある場合がございます。釣りをする場所にあった道具や仕掛けをご用意ください。
※ ページの内容は予告なく変更する事がございます。予めご了承下さい。
ライフジャケットの着用義務があります
釣りやレジャーで貸し船・遊漁船・プレジャーボート・水上オートバイに乗船される方は法令によりライフジャケット着用の義務があります。
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釣りには専門的な用語がいっぱい。最初は難しいけど覚えるとさらに面白い釣りの世界が広がりますよ。
わからない釣り用語を聞いたらまずここで調べて覚えましょう♪
釣りには専門的な用語がいっぱい。最初は難しいけど覚えるとさらに面白い釣りの世界が広がりますよ。
わからない釣り用語を聞いたらまずここで調べて覚えましょう♪ルアー編です。