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ソルトルアーゲームの身近なターゲットといえば『シーバス』ですよね!堤防やサーフ、都市部近郊の河川など様々なエリアで狙うことができる魚です。小魚や甲殻類、バチなど様々なベイト(エサ)を模したルアーをうまく操って大物を釣り上げましょう!年中楽しむことができますが、季節やタイミングによって釣り方やフィールドが大きく変わってくるところも魅力の一つ。シーバスとの迫力あるファイトは大興奮間違いなし!
シーバスといえば基本はナイトゲーム(夜間の釣り)になりますが、デイゲームが楽しめるタイミングもあります。季節ごとの釣り方をマスターしてシーバスフィッシングを楽しんで下さいね!
この頃になると沿岸部ではバチ抜け(ゴカイなど多毛類の産卵)という現象が見られ、水面下に浮遊するバチをシーバスも好んで捕食します。バチに似せた細身のシンキングペンシルが有効でしょう。大潮満潮のタイミングはバチ抜けしやすいと言われていますので、釣行の際はタイドグラフの確認を忘れずに♪
ベイトサイズが小さいので小型のミノーやバイブレーション、ブレードルアーなども有効になります。初夏には活性の高い個体をデイゲーム(日中の釣り)で狙うこともできます♪
堤防、河川、サーフなど様々なエリアで狙うことができ、80㎝を超えるランカーサイズも夢じゃありません。ミノー、シンキングペンシル、バイブレーションなど状況に合わせて幅広いルアーが活躍します。大河川の河口付近では、産卵で川を下る鮎(落ち鮎)を捕食するシーバスを狙う落ち鮎パターンが楽しめるエリアもあります。
このタイミングでの釣りはかなり難易度が上がりますが、例えば工場の温排水が流れているエリアなど、比較的水温が安定している場所を狙うと思わぬ好釣果に恵まれることもあります。一方、ボートからのキャスティングやジギングでの釣果が伸びる時期です。
竿、リール、ルアーなどのタックルは季節や釣りをする場所によって大きく変わってきます。ここでは「河川でのタックル」と「河口~サーフでのタックル」の2パターンを紹介します。参考にしてみて下さい♪
「河川でのタックル」は都市型河川など川幅の狭いエリアもあるので、扱いやすさを重視しています。
「河口~サーフでのタックル」はルアーの飛距離を伸ばしたいので、タックルパワーを重視しています。
シーバスフィッシングにおいて幅広い状況に対応できる基本のルアーになります。おおかた頭部にリップと呼ばれる水受けがついており、ただ巻くだけでしっかりと動いてくれるのが特徴です。様々な大きさのものが発売されていますので、ベイトフィッシュのサイズや狙うシーバスのサイズによって使い分けましょう。ミノーの種類としては、水に浮くフローティングタイプ(F)、沈むシンキングタイプ(S)、水中を漂うサスペンドタイプ(SP)があります。釣り場の水深によって使い分けるといいでしょう。
食いが渋い状況にも使えるアクション控えめのルアー。リールを巻けば、弱ったベイトフィッシュのように水中をユラユラと泳ぎます。ミノーに似ていますが、リップが無いものが多く、名前の通り水に沈むタイプです。ミノーに比べて飛距離が出やすいことも特徴です。細身シルエットのものは春のバチ抜けシーズンに絶大な人気があります。
水中でブルブルと振動しながら泳ぐルアーで、空気抵抗が少なく、比較的飛距離を出しやすいです。よく沈むので浅場~水深のあるエリアまで幅広くサーチすることができますが、着底時の根掛かりには注意が必要です。メタルバイブレーションと呼ばれる金属製のものは夏場のデイゲームや足場の高い沖堤防でよく使われます。
水面や水面直下でシーバスにアピールするルアーです。ポッパーやペンシルベイトが挙げられます。シーバスが表層近くでベイトを捕食しているタイミングで使われます。水面を割るような強烈バイトは一度体験するとヤミツキになりますよ♪
80㎝を超えるような対ランカーシーバスに的を絞った大型ルアー。大きいもので30㎝近いものも販売されています。秋の落ち鮎や冬場のコノシロなど、特にシーバスの捕食しているベイトフィッシュが大きい時に有効です。
ボディに金属製のブレードがついたルアーです。ただ巻きするだけでブレードが回転してキラキラとフラッシングして魚を誘います。ウェイトがあるものは飛距離も出やすく、沈みも速いので、沖堤防やボートからも活躍します。
金属製のルアーで飛距離はピカイチ。堤防やサーフからの青物狙いで使われることの多いルアーですが、意外とシーバスにも有効な場面があります。沖合でボイルしている時や、堤防際に付いた魚のリアクションバイトを狙う時など、いざという時のためにタックルボックスに忍ばせておくといいでしょう。
一般的にはワームと呼ばれる柔らかい素材でできたルアーです。よりナチュラルに誘うことができますので、シビアな状況など他のルアーには反応しない時に使ってみると良いでしょう。
《シンキングペンシル》DUO ベイルーフマニック
《ミノー》ガイア エリア10
バチ抜けシーズンは細身のシンキングペンシルやミノーが有効です。レンジは表層付近を狙いますので、キャスト後はルアーの引き波が立つ程度のスピードでゆっくりと巻くだけでOK!
《シンキングペンシル》ダイワ モアザンスイッチヒッター
《スピンテールジグ》マドネス バクリースピン
《バイブレーション》ima シュナイダー
初夏から始まるハクパターン=マイクロベイトパターンには小型のシンキングペンシルやスピンテールジグがおすすめ!アクション控えめのルアーで、ハクの群れを散らさないよう表層付近をトレースしてみましょう。河口エリアなどでのデイゲームにおいてメタルバイブレーションは定番です。ただ巻きやストップ&ゴーで使ってみましょう。
《ミノー》シマノ サイレントアサシン
《ビッグベイト》エバーグリーン ストリームデーモン
荒食いシーズンと呼ばれる秋のシーバスは、サイズアップしたベイトフィッシュを活発に捕食するのでアクションの強いミノーが有効です。落ち鮎パターンが期待できるエリアではビッグベイトで一発大物狙い!
《ミノー》ラッキークラフト ビーフリーズ
《バイブレーション》バスデイ レンジバイブ
なかなか難しい冬はボートシーバスにもチャレンジしてみましょう!シンキングミノーとバイブレーションはド定番!根掛かりでのロストも多いので予備は多めに用意しておきましょう。
ボラやイワシ等、実際のベイトフィッシュに近い見た目のナチュラルカラーです。シーバスがベイトフィッシュに執着している状況で使うといいでしょう。
レッドゴールド(赤金)やグリーンゴールド(緑金)などのフラッシングは、濁りがあるエリアや夜間など光量の少ない場面でもアピール力が高いです。
チャートバックパールなどの透けたり反射したりしないカラーで、ゴールド系同様、濁りがあるエリアや夜間など光量の少ない場面で活躍します。
地味な見た目ですが実はアピール力高めのカラー。特に濁りがあるエリアや、常夜灯や月明かりなどの下ではシルエットをくっきりと見せることができます。
ボディが透けており存在感の薄いカラー。ベイトサイズが小さい場面や、プレッシャーが高いフィールドでも有効です。
ルアーボックスやプライヤーなどの小物も身に着けることができる便利なベストです。水に浮くための浮力材(フロート)も入っているので、安全のためにも必ず装備するようにしましょう。
暴れる魚から素手で針を外すのは危険!必ずプライヤーを使用しましょう。スプリットリングオープナー付きのものがおすすめです。
魚の口を掴んで固定するためのアイテム!毒を持つような危険な魚でも安全に持ち運びできます。写真撮影にもGOOD!
フィッシュグリップでのランディングはなかなか難しいもの。魚を確実に獲るためにはネットを用意しましょう。シャフトの長さは使用する場所に合わせてお選び下さい。
夜釣りの際に手元や足元を照らすための必須アイテム。安全のためにも装備しておきましょう。暗闇で釣り人の存在を知らせる役割も持っています。
サーフや河口エリアでウェーディングゲームを楽しむならウェーダーは必須です。暖かい時期にはナイロン製、寒さ厳しい時期はネオプレン製がおすすめです。
【サーフウェーディングの装備についてはコチラから!】サーフウェーディングの安全な装備・釣行の注意点
シーバスフィッシングには様々なテクニックが存在しますが、ここでは簡単な3つの基本アクションを紹介します。シーバスルアーにはただ巻きでしっかりと泳いでくれるものが多いので初心者でも難しく考える必要はありません。シーバスがルアーに食いつくとゴツン!っとした感触が手元に伝わりますので、大きく強くアワセを入れ、フックを魚の口へ掛けましょう。バシャバシャと水面で首を振りながらジャンプしたり、魚が暴れた際にバラしてしまうことも多々あります。常にラインのテンションが抜けないようにファイトすることがコツですよ♪
基本中の基本動作!このアクションだけでも十分釣果が望めます。リールのハンドルを巻いてルアーを泳がせましょう。ミノーやバイブレーションであれば「手元にプルプルと振動が伝わるか伝わらないかくらいのゆっくりとしたスピード(2秒~3秒に1回転くらいのスピード)」で巻けばOKです。慣れてきたら巻きスピードを色々と試してみましょう。
ただ巻きに喰わせの間をプラスしたアクションです。2~3回転ハンドルを巻いたら止める、2~3回転ハンドルを巻いたら止める、というようにシーバスがルアーに喰いつく間を作り出します。ルアーを止めている時間を長く取りすぎると魚に見切られてしまうこともあるので注意しましょう。
ロッドをチョンチョンと細かく動かしてルアーをアクションさせる方法です。ただ巻きやストップ&ゴーとは違い、ルアーが上下左右不規則に動くことで、捕食スイッチの入ったシーバスが飛びついてくることもしばしば。やや難しいですが、状況によってはかなり使えるテクニックですので練習してみましょう。
マッチザベイトとは、実際にシーバスが捕食しているベイトに合わせてルアーの形状やトレースするレンジ(水深)などを変えていくことです。
ルアーには見向きもしなかったシーバスも、普段食べ慣れているベイトと勘違いして口を使いやすくなるかもしれません。マッチザベイトを意識しただけで入れ食いに!!なんてこともあるので絶対に覚えておきましょう♪例えば、10㎝前後のイナッコを水面~水面下でシーバスが捕食しているのであれば、10㎝前後のトップウォーターやミノー、シンキングペンシルなどで浅いレンジを狙うと釣果に繋がりやすいということです。
ナイトゲームをしている際、目には見えなくともバシャッ!バシャッ!と水面でなにかがはじけるような音が聞こえる時があります。最初はなんの音だ?と思うかもしれませんが、それがシーバスのボイル音(捕食音)です。
例えば春のバチ抜けシーズンでは、産卵のために水面近くに浮遊しているゴカイやイソメなどの多毛類をシーバスは狙って食べています。こんな状況はチャンスタイムなので集中してルアーを投げましょう。
シーバスは何時でも釣れる!というわけではなく、釣りに行くタイミングがかなり重要な魚です。
例えば河川で干潮もしくは干潮へ向かうタイミングが釣りやすいと言われている場所があります。これは潮位が下がるにつれて浅場に避難していたベイトフィッシュの逃げ場が少なくなっていきますので、シーバスも捕食しやすくなる=活性が上がるという理由です。エリアによって釣りやすいタイミングが必ずありますので、潮時表とにらめっこしながら釣行日や釣行時間を考えてみるとより面白いですよ♪
【「釣り」と「潮汐」の関係についてはコチラから!】
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